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6月10日(土曜日)、長門市立図書館で「トリックアート工作会」が開催され、親子連れなど50人が参加しました。
これはトリックアートなどの書籍を販売しているあかね書房(東京都)の協力により図書館が主催したもので、目の錯覚を利用しただまし絵などのトリックアートを紹介し、「エイムズの部屋」の工作キットを使ってトリックアートを体験することを目的としています。
講師を務めたのはあかね書房の萩原淳さんで、最初にトリックアートの紹介があり、錯視やだまし絵など奥行きや目の錯覚を利用したトリックアートの事例を目にした参加者は、見え方の違いに驚きの声をあげていました。続いて参加者は、アメリカの眼科医であるエイムズが70年前に発明したトリックアート「エイムズの部屋」の工作にとりかかり、あらかじめ用意された工作キットをはさみで切ったり、色鉛筆で塗ったりして完成させました。
この「エイムズの部屋」は部屋ののぞき窓から見ると、本来同じ大きさのものが目の錯覚により大きさが違うように見えるもので、参加者は不思議そうにのぞき窓をのぞき込んでいました。参加した児童は「最初トリックアートって何だろうと思ってたけど、やってみて楽しかった」と感想を話していました。