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寄贈された萩焼深川窯作品展パート1

ページID:0019129 更新日:2017年6月1日更新 印刷ページ表示
安堂繁美さんの寄贈作品299点のうち今回は45点を展示

安堂繁美さんの寄贈作品299点のうち今回は45点を展示
江戸時代後期の作品で、箱書きには12代田原陶兵衛の文字が
ピラ掛けと呼ばれる手法で器壁外面に粘性の強い釉薬を施した独特なデザイン
約300点もの萩焼深川窯の作品を寄贈された安堂繁美さん(周南市在住)

 6月1日(木曜日)、ながと歴史民俗資料室で企画展「寄贈された萩焼深川窯作品展パート1」が始まり、江戸後期から明治前期の作品45点が展示されています。

 この企画展は、周南市在住の安堂繁美さんが萩焼深川窯の作品の魅力に惹かれて60年間収集した作品を長門市に寄贈されたことから、寄贈された作品147種類299点の中からシリーズで開催されるものです。

 本企画展で展示されている作品は、海や山の自然をデザインした茶陶品や日用品などで、サザエやアワビなどをモチーフとした作品も見られます。また、12代田原陶兵衛と書かれた箱付きの作品もあり、古くから伝わる萩焼深川窯の窯元の作品を見ることもできます。

 この企画展は7月18日(火曜日)まで長門市教育委員会内のながと歴史民俗資料館で開催され、開館時間は9時から17時、期間中は土曜、日曜、祝日も開館します。パート1終了後は、8月中旬からパート2、来年2月頃にパート3と随時、企画展が開催される予定です。

 企画した長門市教育委員会の藤井文則文化財保護指導員は「安堂さんより寄贈された作品は、海や山などの自然をデザインし、丈夫で使いやすい作品が多い。茶陶と日用品の2つを対比し、深川窯の魅力を知ってほしい」と来場を呼び掛けています。