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木育の普及に向けて 公開木育セミナー

ページID:0019050 更新日:2017年5月25日更新 印刷ページ表示
木育に関する第一人者である山下晃功氏による講演

木育に関する第一人者である山下晃功氏による講演
「木育の大きな木を育てたい」とNPO法人「人と木」岩本理事長
木育おもちゃとして開発された「ロボ木ー」の活用について紹介
NPO法人会員や市民ら約40人が聴講に訪れた
公開セミナー後、NPO法人「人と木」通常総会が行われ、事業計画などが審議された

 5月25日(木曜日)、木育の推進を目的に設立されたNPO法人「人と木」の通常総会と公開木育セミナーが、長門市物産観光センターで開催され、会員や市民ら約40人が参加しました。

 通常総会に先駆けて行われた公開木育セミナーでは、島根大学名誉教授で林野庁が進める木育推進体制整備総合委員会の座長経験もある山下晃功氏が「木育おもちゃロボ木ー、世界へのメッセージ」と題し、木育が登場した背景や木育の目的、山下氏が開発した木育おもちゃロボ木ーのメッセージについて講演。森を育むための木材利用の大切さや樹木が地球温暖化防止に貢献する仕組みなどを話しました。

 続いて行われた通常総会では、平成28年度の事業報告、決算報告が行われた後、木育推進拠点施設の準備や木のたまごをつくるワークショップ事業などを含めた平成29年度事業計画案、予算案が提案され、承認されました。NPO法人「人と木」の岩本美枝理事長は「人と木が発足して1年、蒔かれた種が少しずつ芽を出してきた。木育が市内に広がり、幼児から高齢者までが住んでよかったと思えるようがんばっていきたい」と抱負を語りました。

 NPO法人「人と木」では6月におもちゃ学芸員養成講座、木育円卓会議を開催するほか、来年4月にオープン予定の木育交流拠点施設で使用する木のたまごをつくるワークショップを学校や地域で開催していく予定です。