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5月4日(水曜日)、「通なんでも市」が長門市通地区の小浦埋立地で開催され、市内外から約5,000人が訪れました。
「通なんでも市」は古式捕鯨の里である通地区としての伝統文化と、通地区の水産資源等を広くPRするために平成18年に始まったもので、今回で13回目の開催となります。会場では青海島界隈で捕れる新鮮な魚介類やちりめんなどの水産加工品、サザエ、岩牡蠣、アカモクなどの販売のほか、焼き鳥や地元野菜などの販売もあり、買い求める多くの人で行列ができていました。また、会場ではくじら汁やくじらの竜田揚げなどの鯨食が販売されたほか、通鯨唄保存会による通鯨唄が披露され、古式捕鯨の伝統文化を広くPRしていました。
子どもたちに大人気の魚のつかみ取りではブリやヤズ、ヒラメなど近隣で捕れた魚が水槽に入れられ、参加した子どもたちは水しぶきを浴びながら一生懸命魚を追いかけ、つかみ取りしていました。