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消防操法の技を競う

ページID:0018599 更新日:2017年4月23日更新 印刷ページ表示
標的を狙って放水する

標的を狙って放水する
「操作はじめ」の号令とともに、放水場所に向かって走る
標的を放水で打ち落とす
操作前の状態に戻す「収納」では、速く、丁寧にホースを巻いていく
女性9チームによる水バケツ競技も行われた

 4月23日(日曜日)、旧青海島小学校グラウンドで「第11回長門市消防操法大会」が開催されました。

 この大会は、長門市消防団員の消防操法の技を競うことで、技術の向上と士気の高揚を図ろうと毎年行われているものです。今回は市内の各方面隊から合計8部隊が出場し、1部隊あたり指揮者・1~2番員・機関員の4人編成で、ポンプ車や小型ポンプを使用した応急操法に臨みました。

 開会式では、大西市長が「今年は市内でも火災が相次ぎ、市民の安心安全を守るために、消防団の果たす役割は大きくなっています。市内では消防団に1,000人以上が在籍し、これは市にとって大きな財産。今日は日ごろの訓練の成果を十分に発揮してがんばってください」とあいさつ。続いて長門市消防団の流田壽雄団長が「今日は絶好の操法日和となりました。今月は悪天候となる日も多く、訓練は十分とは言えないかもしれませんが、良いものを見せてほしい」と述べました。

 応急操法は「注水」からスタートし、指揮者の「操作はじめ」の号令とともに、機関員がポンプを起動させ、指揮者・1番員・2番員は放水場所まで走ってホースを延長。まずは障害となる2枚の木の板を、「とび口(ぐち)」と呼ばれる道具と、放水で倒して道を開きます。2番員はその先のガスボンベを運搬し、その間に1番員は2本の標的を狙って放水。最後にホースを追加で延長し、奥にある4本の標的を打ち落とします。

 その後は操作前の状態に戻す「収納」が始まり、両方の合計タイムや操作方法の正確さなどで順位が決定されました。今回は「注水」のタイムが最も速く、また最も操作ミスの少なかった通分団第2部隊が優勝を果たしました。

 この日、同会場では、女性による水バケツ消火競技も行われ、市内から9チームが参加。1チーム5人編成で、一定の数量になるまで順に水を運び、的に向かって水をかけるタイムを競いました。なお、この日の上位成績は次のとおりです。

《応急操法の部》

  • 1位 通分団第2部隊
  • 2位 三隅第3分団浅田部隊
  • 3位 油谷分団河原部隊

《水バケツの部》

  • 1位 日置婦人防火クラブ
  • 2位 ゆもと苑マーメイド
  • 3位 恵光苑ひまわり娘