本文
3月8日(水曜日)、通漁港で「アカアマダイ」の種苗放流が行われました。
アマダイの水揚量日本一を誇る山口県では、資源の保護や持続的利用を図るため、漁業者が自主的に休漁期の設定や釣り針の大きさの制限などを行っています。今回の放流は、そうした取組の一環として長門市・萩市・阿武町のアマダイはえ縄漁業者を中心とする「山口はぎ・あまだい連合会」が主催したもので、通小学校の児童や通保育園の園児を含む約20人が参加しました。
この日はまず、同会の恵美奈智和会長が「アマダイという資源を次の世代につなげていくため、今日は皆さんに、アマダイの赤ちゃんを海に返すお手伝いをお願いしたいと思います。大きく育つよう願いを込めて放流してください」とあいさつ。その後、全長約7cmのアカアマダイ約500尾を、児童・園児が2回に分けて放流しました。
同会では、今回の放流を含め、平成29年中に山口県の日本海側において合計54,000尾の放流を行う予定とのことです。