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3月5日(日曜日)、長門市立図書館で「みすゞトークinながと」が開催され、みすゞファンら約60人が集まりました。
この日のゲストは絵本作家の高畠純さんで、これまで数多くの絵本を出版されているほか、金子みすゞの童謡集「わたしと小鳥とすずと」の挿絵も担当されています。トークでは矢崎節夫金子みすゞ記念館館長との出会いや金子みすゞの童謡集の挿絵を描いたエピソード、童謡集を読んで「わたしと小鳥とすずと」に感銘を受けたことなどが紹介されました。また、ホワートボードにカバやシマウマの描き、動物の細部をよく観察して描くことでリアリティが増すことなども紹介されました。
トークの最後には長門市在住のイラストレーター尾崎眞吾さんも登壇し、東京時代のエピソードや金子みすゞの詩に対する意見などが話されました。
また、この日は金子みすゞの菩提寺である遍照寺でみすゞ墓前祭も行われ、住職による読経やみすゞ少年少女合唱団の歌の披露があったほか、金子みすゞの娘ふさえさんも参列し、墓前に手を合わせて冥福を祈っていました。