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3月3日(金曜日)、西深川の市有林で、「ながとふるさと緑化プロジェクト」と題されたドングリとクヌギの苗の植栽が行われました。
このプロジェクトは、市の豊かな自然環境を未来に引き継ぐとともに、子どもたちに自然の大切さや共生の必要性を学んでもらおうと、山口県長門農林事務所の協力で市教育委員会が主催したものです。
この日参加した深川小学校6年生の児童約100人は、4年生の時に自分たちでドングリを拾い、2年間ポットに植えて育ててきました。夏場は管理が難しく、一部枯れてしまったものもありましたが、無事に20cm前後に成長した約100本の苗を用意。ヘルメット・軍手・移植ごてを手に、山口県長門農林事務所の職員から手順を学び、1人1本ずつ植栽を行いました。
土をかぶせたり、足で踏み固めたりと、友達と手順を確認しながらドングリの苗を植えた児童たちは、引き続き約100本用意されたクヌギの苗の植栽も担当。すべての作業を終えた児童からは「友達と協力して植えることができて楽しかった。大きな木に育ってほしい」といった感想が聞かれました。