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保育園児・幼稚園児に鯨肉の給食を

ページID:0017732 更新日:2017年2月6日更新 印刷ページ表示
美味しそうに鯨の竜田揚げを食べる子どもたち

美味しそうに鯨の竜田揚げを食べる子どもたち
くじら資料館の早川館長から鯨の種類や大きさについて学ぶ
鯨のヒゲの大きさにびっくり
大西市長も子どもたちと一緒に給食を食べた
この日は市内のすべての保育園・幼稚園に約40キロの鯨肉が提供された

 2月6日(月曜日)、市内すべての保育園・幼稚園を対象に「長門大津くじら食文化を継承する会」から竜田揚げ用くじら肉の無料提供が行われました。

 現在市内の小中学校では、年3回くじら料理の給食が実施されていますが、保育園・幼稚園の子どもたちにもくじら肉を食べてもらおうと、平成19年度から毎年同会による無料提供が実施されていおり、北西太平洋で調査捕鯨により捕獲されたイワシ鯨の赤身約40kgが提供されました。

 この日、みのり保育園ではセレモニーが行われ、はじめに同会の上田俊成会長が「この地域は昔からくじらを食べており、くじら食文化を後世まで伝えていきたい。子どもたちにはくじら肉を食べて元気で大きくなってほしい」とあいさつ、続いて大西市長が「皆さんと一緒に給食を食べることができてうれしいです。くじらのことを学んでお家の人にも教えてあげてください」とあいさつしました。その後、くじら資料館の早川義勝館長からくじらの種類や大きさが説明され、イワシ鯨の大きさが園児1,000人から1,200人分の重さと説明されると園児らは驚きの声をあげていました。

 セレモニー後は給食時間となり、参加者全員が「くじらの竜田揚げ」を味わいました。園児からは「おいしい」「初めて食べた」などの感想が聞かれました。