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節分の日にあわせ、くじら汁を無料配布

ページID:0017718 更新日:2017年2月3日更新 印刷ページ表示
会場ではくじら汁350人分が無料でふるまわれた

会場ではくじら汁350人分が無料でふるまわれた
くじら汁に使われたのはイワシクジラの赤身8kgと皮8kg
「鯨肉は栄養価が高い。鯨肉の食文化を守っていきたい」と話す上田会長
鯨の赤身と皮、地元の野菜をふんだんに使ったくじら汁
かつての味を楽しむ

 2月3日(金曜日)、市内のショッピングセンターウェーブで、「長門大津くじら食文化を継承する会」によるくじら汁の無料提供が行われました。

 節分の日である2月3日には、昔から大きなものを食べる風習があり、同会ではこの日を「鯨の日」と定め、また「くじら食文化の普及する日」に設定しています。くじら汁の無料提供は、普及活動の一環として平成19年2月から毎年催され、今回で11回目となりました。

 この日、350食用意されたくじら汁には、イワシクジラの赤肉8kgと皮が8kg使用され、地元で収穫された大根やにんじん、ごぼうなどの野菜と一緒に煮込まれています。会場には続々と買い物客が訪れ、「おいしい」「懐かしい」などと話しながら、温かいくじら汁を味わっていました。

 同会の上田俊成会長は「鯨肉を食べる機会も少なくなったが栄養価も高い鯨肉の食文化を守っていきたい。節分は大きなものを食べて丈夫になろうという風習があり、鯨肉を食べて健康で過ごしましょう。特に年配の方には食べていただき、かつての味を思い出してほしい」と話しました。