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料理と福祉を学ぶ「土曜塾」

ページID:0017627 更新日:2017年1月28日更新 印刷ページ表示
食生活改善推進員に教わりながら、親子で料理を体験

食生活改善推進員に教わりながら、親子で料理を体験
自分の手で作った「オープンいなり」「とん汁」を味わう
2・3年生はアイマスクを着用して階段の昇り降りを体験
「さわった感覚だけでお金を区別するのは難しい」と児童たち
4~6年生は点字を書き方を学んだ

 1月28日(土曜日)、長門市中央公民館が主催する「わくわく土曜塾」で、「おやこ料理教室」と「福祉体験」が行われました。

 平成19年度に始まった「わくわく土曜塾」は、毎月第2・4土曜日の午前中に小学生を対象とした体験学習を行うものです。今年度は農園活動やラグビー体験、防災教育や凧作り教室などが企画され、毎回、同館で活動する団体や地域住民、保護者などが講師を務めています。

 この日は、食生活改善推進員の指導のもと、市保健センターで1年生の児童と保護者が料理を体験。児童は1つずつ手順を教わりながら、野菜を切ったり、卵を焼いたりし、いなり寿司に具材をトッピングした「オープンいなり」と、とん汁を作りました。完成後、児童は「はじめて包丁を使ったけど、上手に切れてうれしかった」「盛り付けが楽しかった」などと感想を話しながら、料理を味わっていました。

 2年生以上の児童は、長門市社会福祉協議会の協力で「視覚障害に関する福祉」を体験。2・3年生はアイマスクを着用し、2人1組で階段の昇り降りを行ったり、お金を財布から出したりといった日常生活の一場面に取り組み、4~6年生は点字の書き方を学び、点筆の持ち方から実際の点訳までを体験しました。児童は「自分たちは、とても目に頼って生活していることが分かった。さわった感覚だけでお金を区別するのは難しかった」などと話し、視覚障害への理解を深めたとのことです。