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12月19日(月曜日)、油谷の向津具半島で農家民宿「くら里木(くらりこ)」を経営する松本道明さんが長門市役所を訪れ、自身が取り組む「自然栽培米」について大西市長と意見交換を行いました。
市では、平成25年度から「ながと成長戦略」の一環として、稲と土が持つ本来の力を発揮させる自然農法の米づくりに取り組み、今年は市内計268aで作付けを行っています。4年前に夫婦で移住し農家民宿を営む松本さんは、このたび向津具半島の棚田で米の自然栽培を始め、今年は「陽の光(ひのひかり)」「弐子まる(にこまる)」の2種を収穫しました。
「向津具地区特有の海風に含まれるミネラルや、粘土質の赤土、広葉樹の森のミネラルを含んだ用水が、自然栽培米をよりおいしく育てる」と松本さん。この日は、収穫された米を紹介しながら、これまでの経験や今後の販路拡大などについて、笑顔で話を交わしました。