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12月8日(木曜日)、長門市役所で「第11回全国高校生英語ディベート大会」出場者の激励会が行われました。この日市役所を訪れたのは、大津緑洋高校の英語部に所属する生徒7人と、監督の中野充代先生、大会ジャッジを務めるALTのAaron Reen(アロン リーン)先生です。
同校は県予選を勝ち抜き、12月10日(土曜日)~11日(日曜日)に茨城県で開催される全国大会へ2年連続5回目の出場を決めました。 競技では、試合ごとにサマリー・アタック・ディフェンスと呼ばれるポジションを務める4人の選手が出場し、計42分の試合を行います。このたびは「日本政府は、日本のすべての市民にベーシックインカムを給付する社会保障制度を採用すべきである。是か非か。」の論題に対し、肯定側と否定側に分かれて英語でディベートを行い、最後に双方のサマリーを務める選手が総括した後、審判によって意見の重要性や現実性などが評価され、勝ち負けが決定します。
ベーシックインカムは、最低限の生活を送るのに必要な現金を無条件で定期的に支給するという構想です。本大会では、貧困対策や少子化対策を理由として立論したり、財源について議論を交わしたりといった展開が予想されるとのことです。
式では大西市長が「先輩たちが築いてきた伝統の上に立って、他校の学生との交流も深めながらがんばってください」と出場者を激励。 英語部の部長であり、サマリーを務める下瀬響さんは「県予選を終えてからも、ずっと練習を積んできました。昨年以上の成績を残せるようにがんばります」と話しました。
なお、出場者・ポジションなどは下記のとおりです。