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伝統の神楽舞

ページID:0016413 更新日:2016年10月14日更新 印刷ページ表示
24種類ある舞のうち、13の舞が奉納された

24種類ある舞のうち、13の舞が奉納された
鮮やかな帯が空を舞う「帯の舞」
奉納を行うのは兎渡谷自治会神楽舞保存会
神楽舞は午後8時過ぎから始まり、深夜まで続けられた
神楽舞のクライマックスとなる「火の舞」

 10月14日(金曜日)、三隅の兎渡谷公会堂で伝統の兎渡谷神楽舞が奉納されました。

 兎渡谷神楽舞は元亀3年(1572年)頃にはすでにこの地で奉納されていたと言われるほど歴史が古く、その後も連綿として今日まで継承されています。現在は兎渡谷自治会に住む13名で神楽舞保存会を結成し、神楽舞の保存・継承に取り組まれています。
 
 兎渡谷神楽舞は24の踊りがあると言われていますが、現在継承されているのは13種類とのことで、この日も13種類の踊りが奉納。最初の演目「足馴らし」から始まり、最後の演目「舞納め」までを深夜近くまで踊りました。中でも「火の舞」は火をつけた松明を手に踊る舞で神秘的な雰囲気を醸し出していました。

 兎渡谷自治会神楽保存会の河野会長は「兎渡谷神楽舞は扇子や弓、刀を使った舞が見所。今後も身体が動く限りは続けたいが、若い人が帰って継承してくれればうれしい」と述べました。