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有機農業に取り組んでみよう

ページID:0016385 更新日:2016年10月13日更新 印刷ページ表示
近くのトマト圃場で講師よりアドバイスを受ける参加者

近くのトマト圃場で講師よりアドバイスを受ける参加者
無農薬栽培は目的ではなく、あくまで栽培管理の手法であると話す講師
有機農業に関心のある市民約50人が参加した

 10月13日(木曜日)、農薬や化学肥料に頼らない農業を目指す「有機農業普及講座」がルネッサながとで開かれ、有機栽培などに関心のある市民約50人が聴講に訪れました。

 この講座は市が成長戦略の一環として進めている自然栽培を広く普及し、有機農業への切り替え方と土づくり・病害虫の対策について知っていただこうと長門市自然農法研究協議会が開催したもので、講師は農業経営者としてハウストマトなど10数品目を栽培している石綿薫さんが招かれました。

 開会にあたり、長門市役所農林課の木村課長補佐が「市では成長戦略の一環として自然栽培米に取り組み、現在2.6haに広がっている。今日は野菜についての講演だが、来年には仙崎地区に直売施設もオープンすることから今日を出発点に有機農業に取り組んで、しっかり有機野菜を育ててほしい」とあいさつ。

 続いて講演では、石綿講師が取り組んだ有機栽培技術の研究開発について、 具体的なデータや写真を示しながら、土づくりと栽培管理方法を説明。キャベツの栽培を例に挙げ、微生物や小動物と共生する生態系が作物を健全に育てるコツであると話しました。

 講演終了後、会場近くの有機栽培農法で育てているトマトの圃場を参加者で見学。石綿講師から育て方のアドバイスがあり、参加者からも質問が相次ぎました。