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10月3日(月曜日)、山口銀行長門支店で「県産木材ふれあい店」の開設セレモニーが行われました。
「県産木材ふれあい店」とは、山口県産の木材を利用し、施設を木造化または内装木質化を行い、一般社団法人山口県木材協会から推薦された店舗について、やまぐちの農林水産物需要拡大協議会が認定するものです。このたび、山口銀行長門支店が銀行内のATMコーナーや窓口カウンター、記帳台に長門市周辺で採れたシイの木板材を使用し内装を木質化したことにより、「県産木材ふれあい店」として登録されました。使用される木材は市内の株式会社シンラテックが供給および工事を担当しています。
開設セレモニーでは、やまぐちの農林水産物需要拡大協議会の境敏明さんから山口銀行長門支店の坪内支店長に登録証が授与されました。坪内支店長は「市も積極的に木材利用を促しており、地元企業として木材の地産地消に取り組んだ。築48年経った店舗だが木質化の効果で店内も明るくなっており、お客さまにも立ち寄りやすい店舗になったのでは」と述べました。また来賓として参加した大西市長は「市では学校や市営住宅などの公共事業にも木材を多く活用しており、平成31年度に完成が予定されている市役所本庁舎も木造を取り入れることとなっている。木造住宅は地域産業にも波及効果も高く、循環型社会への取り組みにもつながるので今後も取り組んでいきたい」とあいさつしました。
「県産木材ふれあい店」は山口県内では4店舗目の開設となり、長門市内ではネッツトヨタ長門支店に続き、2店舗目となります。