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9月9日(金曜日)、消防本部で、社会福祉法人福祥会 福祥苑に「AED設置救急ステーション」の認定証が交付されました。
救急ステーションは、多くの利用者が出入りする旅館や店舗などで救急事案が発生した場合、救急隊が到着するまでの間に適切な救急救護が行える事業所のことです。福祥苑は、全職員の7割以上が普通救命講習を修了していること、AED(=Automated External Defibrillator、自動体外式除細動器)を常備していることなどの基準を満たしたことから、このたび認定を受けました。
認定証を交付した後、中原弘文消防長は「大切な命を守れるように、今後も取組を続けてください」とあいさつ。認定証を受け取った福祥苑顧問の辻野史朗さんは「認定されたことは名誉ですが、同時に責任も感じています。今後も職員一丸となって、毎年の救命講習などに取り組んでいきたい」と話しました。
消防本部では平成15年から認定制度を開始し、現在市内には「救急ステーション」が80施設あります。そのうち、AEDを常備している「AED設置救急ステーション」は39施設とのことです。