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8月12日(金曜日)、安倍晋三首相が長門市を訪れました。
首相ははじめに、仙崎みすゞ通りにある金子みすゞのブロンズ像を来訪。歓迎行事として、みすゞ保育園の園児約30人が、金子みすゞの詩「こだまでしょうか」「私と小鳥と鈴と」を音楽に乗せて歌い、花束とうちわを手渡しました。その後、金子みすゞブロンズ像設置実行委員会の木下敬介会長が、完成までの道のりを説明しました。
首相はあいさつの中で、「久々に地元の人に会えて、また園児たちの素晴らしい歌を聞くことができ、力が湧いてきました。わたしは、たくさんあるみすゞの詩の中でも特に、仙崎のすばらしさを表した「王子山」の詩が好きです。皆さんも、みすゞの詩を通じて、このまちをもっと好きになってもらえればと思います」と話しました。あいさつが終わると、首相はみすゞ通りを歩きながら、地域住民と笑顔で握手を交わしたり、写真撮影に応じたりしていました。
その後、長門市役所を訪問され、市長応接室で大西市長と会談が行われました。会談では、大西市長から長門市の地方創生の取り組みとして、地域商社としてのながと物産合同会社の取り組みや長門湯本温泉マスタープラン、若者の流出による人口減少への対策が説明され、安倍首相は「取り組みをしっかり応援していく」と述べられました。