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6月30日(木曜日)、長門市物産観光センターで、第66回長門市“社会を明るくする運動”推進大会が開催されました。
この運動は、すべての人が犯罪や非行の防止と、罪を犯した人の更生について理解を深め、安心・安全な地域社会を築いていくことを目的に全国的に行われているものです。この日は長門保護区保護司会や民生児童委員、各学校関係者など約90人が参加しました。
大会でははじめに、安倍晋三内閣総理大臣のメッセージ伝達が行われ、長門保護区保護司会の藤井文則会長から、長門地区推進委員長である大西市長へ手渡されました。その後、大西市長はあいさつの中で「最近では、毎日のように痛ましい事件を目にします。この大会をきっかけとして、皆さんには職場・地域・学校で犯罪のないまちを自分たちでつくっていくんだという思いを持ってもらい、安心・安全なまちづくりに向けて取り組んでいきましょう」と述べました。
続いて行われたビデオ放映では、犯罪を犯した人を受け入れて「居場所」をつくる協力雇用主の取組が紹介されました。最後に、山口保護観察所の東浩二所長による「更生保護の現状と課題について」と題された講演が行われました。
毎年7月は「社会を明るくする運動強調月間」と定められています。同運動の推進委員会では今後、街頭キャンペーンや、各小中学校を訪問して作文コンテストの募集の呼びかけなどを行っていくとのことです。