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6月18日(土曜日)、深川川の河口付近で、長門ヨットフェスタ2016の関連イベントであるマリン塾「地引網体験スクール」が行われました。
これは、長門市の美しい海を広く知ってもらおうと、同イベントの実行委員会が主催して毎年行っているもので、この日は親子や中学生など、市内外から約80人が参加しました。
開会式では、ヒレに毒を持つなど危険な魚について説明があり、獲れた魚にすぐには触らないことなどが呼びかけられました。その後2グループに分かれて位置につき、声を掛け合いながら力いっぱい網を引きました。
体験は2回行われ、1回目は元気に飛び跳ねる魚が見えていたものの、惜しくも陸に上がる前に逃してしまい、結果、少数のタコやクロダイなどしか獲ることができませんでした。しかし続く2回目は、1回目の反省を生かして臨み、3匹の大きなスズキやアオリイカなど多くの魚が獲れました。魚の姿が見えた瞬間に、子どもたちからは大きな歓声が上がりました。
この日獲れた魚は、その場で刺身やからあげに調理され、昼食として提供。つみれ汁ややきとりも振る舞われ、参加者はおいしそうにほお張っていました。食事が終わると、最後に全員で海岸清掃が行われたとのことです。