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6月16日(木曜日)、大西市長と萩公共職業安定所の藤本寿文所長による、市内企業への雇用確保要請が行われました。
市内の雇用情勢については、有効求人倍率が1倍台で推移しているものの、市民には長門市における働き場所への不満感が依然として強く、少子高齢化による労働力人口の減少と相まって地域活力の低下が懸念されています。
この日は、新規学校卒業者の正規採用枠や地元採用枠の確保を要請するため、長門大津農業協同組合と株式会社油谷湾温泉ホテル楊貴館の2社を訪問し、大西市長が要請書を手渡しました。
要請書を受け取った後、長門大津農業協同組合の小田保男代表理事組合長は「最近は若い人や男性の応募が少ない状況となっており、一昨年からは初任給の増額などを実施しました。今後も、優秀な人材を確保するための取組を進めていきたい」と、株式会社油谷湾温泉ホテル楊貴館の岡藤智加子代表取締役社長は「旅館業にはさまざまな職種があります。在学中から学校を通して話を聞き、採用後は一番適した部署に配属していければ」と話しました。
なお、市内のその他の企業においても、後日担当部課長などにより要請活動が実施される予定です。