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長門市三隅出身の洋画家 香月泰男画伯の作品を収蔵・展示する香月泰男美術館で、新しい企画展「画家からの贈りものI-新収蔵作品より-」が6月4日(土曜日)から始まり、オープニングを記念したセレモニーが開催されました。
今回の企画展は、香月泰男画伯の遺族より長門市に寄贈のあった300点を超える油彩画、2000点を超える素描画や資料の中から、初期から晩年までの油彩画や日常を描いたスケッチ、海外の風景を描いた作品、画伯が収集したピカソやルオーなど海外作家の作品が展示されており、どの作品も香月泰男美術館では初めて展示されるものです。
セレモニーでは大西市長が「こんなにワクワクする企画展は久しぶり。今回展示する作品は昨年遺族より寄贈を受けた2300点を超える作品の一部だが、画伯が「ここが私の地球」と言って愛したふるさと三隅の地で、収集した作品を保管し、三隅から全国に発信してほしいと寄贈されたものであり、市民はもちろん全国から訪れていただくため、しっかりと発信していきたい」とあいさつしました。セレモニーでは三隅保育園の園児25人が描いた「虹の絵」と「虹の歌」が披露された後、香月婦美子名誉館長などらでテープカットをして企画展のスタートを祝いました。
企画展「画家からの贈りものI-新収蔵作品より-」の開催期間は9月26日(月曜日)まで。開館時間は9時から17時(入館は16時30分まで)、休館日は毎週火曜日となっています。
香月泰男美術館ホームページ