本文
5月20日(金曜日)、長門市役所で、中国山東省栄成市の政府関係者による大西市長への表敬訪問が行われました。
このたびの訪問は、長門市内の水産加工業者が、中国山東省栄成市の食品会社と合弁会社を設立していることから、同市の会社視察のための来日にあわせて行われたもので、平成22年4月以来、2度目の表敬訪問となります。
栄成市は黄海に面し、海岸線が500kmにもわたっていることから、中国最大の漁港の一つといわれています。この日訪問した6人を代表し、廬永桓(ろ えいかん)商務局長は「水産加工業をかけはしとして、友好関係を強めるとともに、日本の技術を生かして、付加価値をつけた特徴ある商品を生み出していきたい。現在、山東省と山口県は友好協定を締結しており、栄成市と長門市も同様に友好を深めていければ」と話しました。
大西市長は「長門市では友好協定の実績はありませんが、山口県と山東省はすでに締結しており、そういった気持ちは持っています。今日をまた一つのきっかけとして、理解を深めていければと思います。まずは本市と同じく漁業、水産加工業が盛んなまちということで、訪問に向けて検討していきたい」と答えました。
この日は、互いの職務や市の特長、水産加工業の実情などについて話を交わした後、記念品の贈呈が行われました。最後に、大西市長と廬永桓商務局長はしっかりと握手を交わしました。