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5月2日(月曜日)、大津緑洋高校日置校舎の生徒146人が日置地区二位ノ浜の海岸一斉清掃を行いました。この行事は昭和41年から実施している日置校舎伝統の行事で、天然記念物ハマオモト(和名:ハマユウ)の保護のために二位ノ浜の清掃活動を行い、生徒の奉仕の心を養うとともにゴミの分類調査を行うことで、環境保全の意識を高めることを目的としています。
5月の強い日差しのもと、生徒らはゴミ拾いや草刈り、ゴミ分別などのグループに分かれ、海岸に漂着したプラスチックや発泡スチロールなどのゴミを回収したり、ハマオモト群生地の草刈りなどを行いました。この日回収したゴミはゴミ袋70袋分で、生徒らは仙崎海上保安部の指導のもと、生活ゴミや発泡スチロールゴミ、釣り系のゴミなどに分類し調査を行いました。
二位ノ浜は全国で最も水質がきれいな海水浴場の1つとして知られており、白浜とコバルトブルーの調和した美しい海水浴場です。また自生するハマオモトの群落は日本海岸の北限地とされ、昭和31年1月に山口県の天然記念物に指定されています。