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長門市で新規就農を目指すJICA(独立行政法人国際協力機構)技術研修員の徳永アルナルド太志さんが4月28日(木曜日)、大西市長を表敬訪問し、今後の意気込みを語りました。
徳永アルナルド太志さんはブラジルのバイア州ポスト・ダ・マッタ市出身の29歳。両親が日本人の日系二世としてブラジルで育ちましたが、昨年5月にJICA研修生として来日し、山口大学共同獣医学部で和牛等の高品質家畜生産のための効率的・効果的な生産、繁殖、健康管理を学びました。山口大学の研修を終え、4月18日(月曜日)より農事組合法人深川ブロイラー生産組合に就職し、2年間の予定でブロイラーに関する研修を受けています。
表敬訪問では大西市長から「長門市に住み、畜産関係の仕事に従事していただけるとのことで大歓迎です。体に気をつけて頑張ってください」と激励の言葉が贈られました。
徳永さんは深川ブロイラー生産組合で、ヘルパーとして生産者の手伝いをしながら、様々な農場でブロイラー経営や作業の流れなど養鶏業を学び、研修後は畜産関係で新規就農を目指すとのことです。
※JICA技術研修員について
国づくりに必要な技術や知識を習得し、また、日本で生活することを通して、日本の伝統・文化に対する理解を深めて帰国するもので、それぞれの国の発展に貢献することが期待されています。