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長門市では、平成29年度以降10年間の市の総合的かつ計画的な行政運営の指針となる「第2次長門市総合計画」の策定を進めていますが、計画策定にあたり未来の長門市の姿について、市民みんなで語り合うワークショップ「ながとみらい会議」が4月16日(土曜日)、長門市物産観光センターで開催されました。
この会議には大津緑洋高校の生徒や長門高校の生徒をはじめ約50人の市民が参加。7つのグループに分かれ、自己紹介をした後、まず「長門市の誇れるところ、自慢できるところ」について意見を出し合いました。「海の幸が豊富」「地域の人がやさしい」「災害が少ない」など参加者それぞれが思う長門市の良いところを付せん紙に書き、白い模造紙の上に貼付けていきました。続いて「将来こんな長門市になってほしい、長門市の将来像」をテーマに議論し、「農水産業の活性化」「交通手段の充実」「子育てがしやすいまち」など、参加者が望む長門市の将来像を付せん紙に書き、まとめていきました。最後にグループごとに話し合った長門市の将来像について、「幅広い世代が活躍できるまち」「自然のハーモニーが育む人間味豊かなまち」など議論した内容をまとめたキャッチフレーズとともに発表を行いました。
参加した高校生は「長門市について真剣に考えたことはなく、ふるさとを考える良い機会となった」と感想を話していました。市ではこの会議で出た意見等を参考に総合計画の策定を進めていくこととしています。