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3月18日(金曜日)、向津具小学校で、第132回卒業証書授与式が行われました。
拍手の中を入場した12人の卒業生は、1人ずつ呼名に対して大きな声で返事をし、堀川勝祥校長から卒業証書を受け取りました。そして振り返り、「プロ野球選手になる」「花屋さんになる」など、将来の夢を発表しました。
堀川校長は式辞の中で「皆さんは5年生がいない中、本校の伝統を守り、上級生としての役目を立派に果たしました。これからは高い志を掲げ、自分だけでなく周りの人に喜びや幸せを与えられるように、勉強に励んでいってください」と話し、来賓として出席した大西市長は「金子みすゞの『あした』という詩を知っていますか。今日よりも明日がんばろうという思いが感じられる詩ですが、今日をがんばって明日につなげると解釈することもできます。美しい自然、おいしい食べ物がある素晴らしいまちで育ったという誇りを持って、今後も夢の実現のためにがんばってください」と祝辞を述べました。
その後「別れの言葉」として、卒業生と在校生が交互に思い出や感謝の気持ちを伝え合い、最後に全員で「旅立ちの日に」を歌いました。式が終わると教室に戻り、最後のホームルームが行われました。
この日は、市内全11小学校で卒業式が行われ、275人が旅立ちの時を迎えたとのことです。