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木育で産業活性化と子育てを推進

ページID:0014089 更新日:2016年3月15日更新 印刷ページ表示
講演のようす

講演のようす
木育で木材や林業の活性化と、子育ての環境整備を、と大西市長があいさつ
講師の馬場氏
セミナー終了後に行われたNPO法人「人と木」の設立総会

 長門市では、平成28年度から「木育」に取り組むことにより、「林業・木材産業の発展」と「子育て世代に選ばれるまちづくり」を進めることとしています。この「木育」についての理解を深めるため、木育セミナー「ウッドスタートで地域を変える ~東京おもちゃ美術館の木育事業~」を3月15日(火曜日)、市役所大会議室で開催し、林業・木材産業関係者、子育て関係者、行政関係者、一般市民たち約60人が参加しました。

 講師は認定NPO法人グッド・トイ委員会事務局長で東京おもちゃ美術館の副館長の馬場 清氏が務め、地域材を使用した木のおもちゃを新生児に配る誕生祝品事業から広がる様々な木育の効果、地域経済への波及について、全国でウッド・スタート宣言をしている自治体の事例をもとに説明しました。

 馬場氏は、「長門市に初めて来て、金子みすゞ、近松門左衛門、香月泰男などの人材や、豊かな自然環境を目の当たりにし、宝物がたくさんあることに気づき、文化度の高さを感じました。この豊かな自然にはぐくまれた木材を活用して、地域の人たちを巻き込み、全国に売り込んでいけるものが必ずできると思います」と話しました。

 ウッドスタートとは、木を活用して子育てや子育ち環境を整備していくことで、すべての子どもたちが人生最初のステージを、木のぬくもりを感じながら楽しく豊かにおくることができるようにしていく取組のことで、長門市では、平成28年度に県内で初めてのウッドスタート宣言を行う予定です。

 セミナー終了後、子育てに木を生かす取組を行うNPO法人「人と木」の設立総会が行われ、市内の企業や団体、子育て関係者、行政関係者が参加し団体が設立されました。