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本格的な行楽シーズンの到来を前に、海上安全祈願祭が3月6日(日曜日)、仙崎の青海島観光汽船株式会社で行われ、関係者ら約30人が出席しました。
祈願祭では、仙崎八坂神社の宮国宮司により神事が行われ、参加者全員で今年1年の海上交通の安全を祈願しました。
あいさつに立った同社の金崎修三代表取締役社長は、「今年は船で青海島の観光を始めてから100年、会社として創業してから50年目の節目の年です。この間、無事故で営業していることを誇りに思っています。今年も地域と一緒にがんばっていきたいと思います」と話しました。また、来賓の大西市長は、「青海島は、長門市、いや山口県にとっても重要な観光スポットの一つです。これから仙崎には交流拠点として直売所や道の駅を整備していくことにしていますが、観光汽船と連携を取りながら構築していきたいと考えており、仙崎にお客さんが喜んで訪れ、長時間滞在できるような場所にしていきたいと思っています。今年1年の交通安全を祈ります」とあいさつしました。
祈願祭が終わると、同社の観光船6隻が仙崎湾から深川湾をパレード。観光船はこの日応募した乗船客を乗せ、大漁旗を掲げてゆうゆうと進んでいきました。
青海島観光汽船の乗客数は、昨年1年間で57,346人でした。同社では、今年は、新しい客船「なごみ」を1隻加え、多様化する観光客のニーズにこたえていくこととしています。