ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 長門の話題 > 花園まであと1つ。大津緑洋高校ラグビー部が萩商工に勝利

本文

花園まであと1つ。大津緑洋高校ラグビー部が萩商工に勝利

ページID:0033192 更新日:2020年11月8日更新 印刷ページ表示
大津緑洋がトライを決める

大津緑洋がトライを決める
わずかなスキをついて相手のディフェンスから抜け出す
萩商工の厳しいタックルを受ける
後半はほぼすべての時間が自陣でのディフェンスとなる厳しい展開となった
タックルを受けながらも相手陣に向けてダッシュ

 11月8日(日曜日)、俵山スパスタジアムで第100回全国高等学校ラグビーフットボール山口県予選の準決勝となる大津緑洋高校と萩商工高校の対戦が行われました。

 昨年は県予選決勝で涙をのみ、花園出場とならなかった大津緑洋は、その雪辱を晴らそうと試合開始早々ペースをつかみ、前半だけで2つのトライを奪ってリードを広げ、前半を14-0とリードして終了します。

 しかし、後半になると萩商工の反撃が始まり、大津緑洋は自陣での戦いを強いられます。今年の大津緑洋の持ち味であるディフェンスの粘りにより、必死に攻撃を食い止めますが、ついに萩商工にトライを許します。大津緑洋も1トライを返して突き放しにかかりますが、ペースを握ることができず、防戦一方となります。それでもなんとか萩商工の攻撃を2トライでしのぎ、19-14でノーサイドとなり、大津緑洋が勝利しました。

 試合後、大津緑洋高の中野泰幸監督は「コロナウイルス感染症の影響で10カ月ぶりの実戦となり、選手は緊張しているようだった。萩商工との試合なので、厳しい内容になることは予測していて、選手には残り3分の勝負になることを伝えていた。難しいゲーム展開だったが、大津緑洋のラグビーらしく、うまく守り切ったと思う。」と話しました

 また、キャプテンの林徳馬選手は、「序盤は思いどおりの展開だったが、後半は相手に攻められてメンタル的にきつかった。防戦一方となり一時はネガティブな気持ちにもなったが、絶対に耐えきるんだという気持ちで、みんながまとまったことで、しのぎきれたと思う。昨年は決勝で悔しい思いをしたので、必ず自分たちの代で花園に行きたいと思う。来週の決勝に備えて準備したい。」と話してくれました。

 第100回全国高等学校ラグビーフットボール山口県予選決勝は、11月15日(日曜日)に開催され、大津緑洋は昨年と同じく山口高校と対戦します。勝てば2年ぶり30回目の花園出場となる大津緑洋ラグビー部に大きな声援をお願いします。