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感謝の気持ちをかたちに~クジラづくしの「愛夫弁当」~

ページID:0032834 更新日:2020年10月6日更新 印刷ページ表示
盛り付けにも気を配る

盛り付けにも気を配る
普段から調理活動をしているとあって手際よく調理
提供された良質な鯨肉のさまざまな部位を使用した
完成した鯨づくしの弁当
弁当には鯨汁がつけられた

 10月6日(火曜日)、油谷健康福祉センターで鯨づくしの愛夫弁当づくりが行われました。

 10月は男女共同参画推進月間ということもあり、料理グループ「油谷なでしこ」の指導のもと、「男子厨房に入る会」が日頃の感謝の気持ちを奥様に伝えるため、愛妻弁当ならぬ愛夫弁当を作りました。食材については、長門大津くじら食文化を継承する会が鯨食の普及を目的に鯨肉を提供して行われ、串カツ、南蛮煮、皮鯨入り大根なます、カレーマリネ、鯨汁の鯨づくしメニューを調理しました。

  男子厨房に入る会の廣田世話人は、「会として月に1回調理を行っているが、今日は油谷なでしこメンバーの指導のおかげで、立派な鯨づくり弁当をつくることができたことに感謝します。」とあいさつしました。

 また、長門大津くじら食文化を継承する会の上田会長は、「商業捕鯨が再開されたことから、会として鯨を食べてもらうため、いろんな場で鯨肉を提供するなどの啓発活動をしています。商業捕鯨は200海里内で行われることからニタリクジラが中心となっています。鯨肉は昔からなじみの深いもので、鯨で育ったことを忘れることなく、普及に努めていきたい。」と思いを話しました。

 最後に市長代理で出席した梶山油谷支所長が、「新型コロナウイルスでさまざまな行事が中止となるなか、みなさんが集まって活動されたことは今後のモチベーションになり、大切なことだと感じました。一日も早い収束を願うとともに、みなさんがあ集まってコミュニケーションを深め、健康意識を高めていただくことを期待しています。健康でなくては活動はできません。鯨を食べて元気に活動をしていただきたいと思います。」とあいさつしました。

 愛夫弁当は、2時間ほどで60個が完成し、それぞれが家庭に持ち帰っていました。