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終戦から75年 「引揚港・仙崎展」

<外部リンク> 印刷用ページを表示する 掲載日:2020年8月15日更新
引揚港として仙崎港が果たした役割は大きい

引揚港として仙崎港が果たした役割は大きい
引揚者は証明書によって物資の配給を受けることができた
お礼状には「握り飯の味が忘れられない」などの感謝の気持ちがつづられている
当時の資料は少なく、写真は主にニュージーランド軍が撮影したもの

 終戦から75年を迎えた8月15日(土曜日)、ルネッサながと文化情報ギャラリーで「引揚港・仙崎展」が開幕しました。

 戦後、仙崎港は引揚港に指定され、敗戦の翌月の9月2日、全国で最初の引揚船となった「興安丸」が釜山港から第一次の引揚者7千人を載せて入港しました。以降、昭和21年末に仙崎が引揚港の役割を終えるまでの約1年間で、引揚船283隻、引揚者約41万4千人を受け入れています。一方で、仙崎港から朝鮮に帰った人々は約34万人におよび、合計75万4千人が仙崎の地を往来しました。

 「引揚港・仙崎展」は、長門市文化振興財団の主催で毎年この時期に行われており、今回は、仙崎港で引揚者に交付された引揚証明書、握り飯やみそ汁を振る舞った仙崎婦人会へのお礼状など初公開となる資料を含め、約100点の写真やパネルが展示されています。

 長門市文化振興財団の上田事務局長は、「引揚は長門市の重要な歴史であり、日本の歴史の一部でもあります。1年間で約75万人の受け入れ、送り出しをしたことはたいへんなことだったと思います。当時の記録があまりない中で、引揚証明書など初公開となる資料など見ることで当時の様子を想像していただき、戦争が何をもたらしたのか、平和の尊さを噛みしめていただくきっかけになれば」と来場を呼び掛けています。

 「引揚港・仙崎展」の会期は9月6日(日曜日)まで、入場は無料です。