本文
2月1日(土曜日)、「第1期ながと観光コンシェルジュ認定式」が長門市役所で行われ、全9日間のプログラムを終了した28人が認定証を授与されました。
ながと観光コンシェルジュは、(一社)長門市観光コンベンション協会がホテルや百貨店でお客様のリクエストに応じた接客を行うコンシェルジュのような、観光客に寄り添った「おもてなし」の力を身につけた人材を育成しようと、今年度新たに企画した取り組みです。
昨年6月15日から1月25日まで約7カ月間、観光資源や文化を学ぶ基本コース、観光案内の現場でお客様のリクエストにあわせた旅の提案を行う実践演習ワークショップ、ANAビジネスソリューション株式会社から講師を招き、接遇を学ぶホスピタリティコースの3つのプログラムを受講し、研修を修了した28人が、本日の認定式に出席しました。
認定式では(一社)長門市観光コンベンション協会の大谷峰一会長が「さまざまな事業所や団体から参加していただいた。いろんな角度や立場から観光の意識向上を図ったり、おもてなし力を上げていくことが観光振興に役立つ。みなさんそれぞれの役割を発揮していただきたい」とあいさつしました。
続いて、認定者を代表して荒川ますえさん、中田晃司さんに認定証とピンバッジが授与され、また事業所プレートが山口銀行長門支店長の神田充成さんに授与されました。
江原達也市長は「それぞれが観光の最先端に立ち、魅力を発信したり、観光客の集客につなげてほしい。活躍を期待しています」と期待の声を述べ、認定者を代表して荒川ますえさんが「役割の重さに身が引き締まる思いです。3月には長門湯本温泉にたくさんのお客様が訪れると思う。一度来られたお客様がもう一度来たいと思ってもらえるよう接遇に努めたい」と誓いの言葉を述べました。
ながと観光コンシェルジュに認定された28人は、今後、観光列車「〇〇のはなし」に乗車するアテンダントや長門市観光案内所「YUKUTE」でのコンシェルジュ活動などが予定されているとのことです。認定を受けた林康子さんは「長門市に住んでいるのに知らないことが多く、初めて知ることもあり、勉強になった。観光に訪れた人に、触れ合った人が良かったからまた来たいと思ってもらえるよう、長門市のファンが増えるように役立てたい」と話していました。