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2月に長門湯本温泉で開催する「大寧寺川うたあかり」で使用するあかりのモティーフを住民の手で製作しようと、1月19日(日曜日)、湯本温泉旅館協同組合でワークショップが開催されました。
観光まちづくりが進む長門湯本温泉では、そぞろ歩きが楽しめる温泉街を目標に温泉街のリノベーションに取り組んでいます。昨年に引き続き、観光のオフシーズンとなる冬季に社会実験としてあかりを楽しむイベント「大寧寺川うたあかり」を開催することとなりました。
「大寧寺川うたあかり」は長門市出身の童謡詩人金子みすゞさんの詩を中心に、詩や童謡に取り上げられる優しくて清らかな世界を視覚化し、家族や恋人が、あかりの風景を見ながら「詩」の世界に思いをはせようと企画された冬のイベントです。
この日のワークショップでは、長門湯本温泉観光まちづくりのデザイン会議で照明を担当する長町志穂さんの指導のもと、金子みすゞの詩「私と小鳥と鈴と」から小鳥をイメージしたステンレス製で約1メートルある型板に照明のついたストリングを巻く作業を行いました。参加者は一つ一つ丁寧にストリングを巻き終えると、電源につないで照明を確認していました。この日は7,500個の調光可能型のLED照明が付いた25個のあかりのモティーフが完成しました。
今回製作されたあかりのモティーフは、2月8日(土曜日)から15日(土曜日)の17時から21時の間、大寧寺川河口から水辺の広場周辺に飾られ、冬の長門湯本温泉を彩ることになっています。
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