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12月16日(月曜日)、ながと型木育を取り入れた長門市オリジナル教育プログラムに取り組んでいる日置中学校で、生徒が制作した木の積み木おもちゃが日置保育園児に届けられました。
本教育プログラムでは、森林資源を利用する林業・木材産業について、川上から川下までの流れを学び、森林づくりの必要性を理解するもので、10月3日から全9日間の日程で、日置中学校1年生を対象に開催されています。
この日は、生徒自らがデザインし制作した木の積み木おもちゃを日置保育園に届け、本教育プログラムで学んだことを発表。桜やイチョウ、シイノキといった長門市の木の種類や製材加工場での体験を紹介。その後、生徒が制作した木の積み木おもちゃを園児に手渡し、「みんなで仲良く使ってね」「他の友達を傷つけないように」「遊んだ後は片付けよう」など、使い方のルールを教えました。受け取った園児らは「みんなで仲良く使います。ありがとうございました」とお礼を述べ、早速木の積み木おもちゃで遊んでいました。
生徒らは中学校に戻った後、本教育プログラム全体の振り返りを行い、「今まで知らなかった日置の魅力を改めて知った」「プログラムを通じて人前で発表することが恥ずかしくなくなった」「みんなで一つの目的に向かっていくことの楽しさややりがいを感じた」など感想を述べました。また、日置中学校では「さまざまな体験学習が生徒の心を豊かにし、感性を高めることにつながった。ふるさとへの思いを一層深めることができ、教室の中ではできない貴重な学びであったと思う」と本教育プログラムの効果を語っていました。