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12月8日(日曜日)市内在住の外国人と地元高校生が料理で交流する「ナガトde クッキング」が長門市保健センターで初開催されました。
これは市内在住の外国籍の市民を対象に、調理実習を通して国際交流を図り、異文化交流や相互理解を推進するため、ながと日本語クラブと長門市食生活改善推進協議会の共催で開催されました。
「ナガトde クッキング」には、市内に住むブラジル、ペルー、ベトナム出身の市民9人と大津緑洋高校の生徒8人が参加。お互いに自己紹介をした後、4班に分かれて、わかめむすび、けんちょうのほか、ブラジル料理のケイジャジーニャ、トルタディピッツァの4品の調理に挑戦しました。また、ブラジル料理のケイジャジーニャとトルタディピッツァは、ブラジル出身の参加者が材料と作り方、特徴を日本語で説明しました。
参加者は食材の切り方や味付けなどお互いの料理の調理法を教えあったり、どの料理が好きかなど会話を楽しみながら調理。食生活改善推進協議会の指導のもと、協力して4品を完成させました。
最後に全員で料理をいただきながら、お互いの文化を学びました。
参加したブラジル出身の片山マテウスさんは「おむすびを三角に握るのが難しかったけど、優しく教えてもらえてできるようになった」と述べ、大津緑洋高校の上田朝陽さんは、「日本語と英語以外の第3言語を知らないので、日本語と英語でどのように伝えたらよいか工夫してコミュニケーションを図りました」の感想を話していました。