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11月17日(日曜日)、俵山スパスタジアムで第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会山口県予選決勝が行われ、市内にある大津緑洋高校と山口高校が対戦。9対14で山口高校が勝利し、2年ぶり6回目の優勝を果たしました。
大津緑洋高校は前半から体格で勝るフォワードがモールを展開して優位に試合を進め、前半21分に相手の反則からペナルティゴールを決め、3点を先制。その後前半27分にトライを許し、3対7と逆転されますが、前半終了間際にペナルティドールを決め、前半を6対7で折り返します。
後半開始早々、フォワードで優位に立つ大津緑洋高校が後半1分にペナルティゴールのチャンスを確実に決め、9対7と逆転。その後も試合を優位に展開するものの、後半終了間際に山口高校にトライを許し、逆転されノーサイドを迎えました。
大津緑洋高校ラグビー部の松井信一朗キャプテンは「皆さんの応援に応えることができなかった。来年は後輩が花園に出てくれると思います」と応援席に駆けつけた保護者らに向かってあいさつ。
中野泰幸監督は「生徒は60分よく頑張った。モールで相手のフォワードの体力を削ろうと攻めたが、トライを取りきれなかったところが、こういう結果になったと思う。昨年花園に出場したので、新チームの始動は遅れたが、よくここまで追いついた。新チームはまたゼロからのスタート。基本とフィットネスを鍛えてチームをつくっていきたい」と選手に労いの言葉を送りました。