本文
11月6日(水曜日)、長門市役所で、岡山県総社市と長門市の「災害時相互応援協定」の締結式が行われました。
この協定は、両市が災害の発生により被害を受けた際に、応急・復旧対策が円滑に行われるよう、人的・物的支援や被災者の受け入れなどを相互に応援するものです。大規模災害が発生した際は近隣の自治体も被災していると考えられ、遠距離自治体との締結が望ましいことから、総社市と締結することとなりました。
締結式には、総社市から片岡聡一市長が出席。はじめに大西市長が「昨年の豪雨災害で総社市も被害があり、片岡市長が率先して陣頭指揮を取られていた。全国市長会でもリーダーシップを発揮されている総社市と協定を結べて喜んでいる。災害は大規模化しており、遠隔地と協定を結ぶことに価値があり、協定にも物資の支援だけでなく、ボランティアの斡旋や被災者の受け入れが盛り込まれた有意義な内容となっている。総社市の災害対応についても大いに参考にしたい」とあいさつ。
続いて、片岡市長は「昨年の豪雨災害で死者9人、床上浸水が1200世帯、現在も仮設住宅に300人、緊急避難された人も1400人おられ、約1700人が路頭に迷っている。災害時には少し遠く離れた自治体と相思相愛の関係を持つことが相互支援の大事な部分であり、総社市と長門市の距離はベストパートナーになると考えている。万が一、長門市に災害があればすぐさま応援に駆けつけたい」と話しました。
調印が終わると、大西市長と片岡市長は協定書を持ち、固く握手を交わしました。なお、協定書に記載された応援内容は下記のとおりです。