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ながと型木育による教育型プログラムがスタート

ページID:0028501 更新日:2019年10月3日更新 印刷ページ表示
それぞれのイメージする森を紙の上に表現する

それぞれのイメージする森を紙の上に表現する
NPO法人 人と木の岩本理事長が木育の活動内容を紹介
授業を通しての最終目標は「日置保育園の園児に素敵な1時間を届けること」
切った色紙を張って森を表現する生徒
それぞれの森のイメージを見て、気付きをメモに記す

 10月3日(木曜日)、長門市が推進する木育による長門オリジナルの教育プログラムの形成を目指した授業のキックオフミーティングが日置中学校で開かれ、1年生26人が授業に参加しました。

 長門市では市域の約75%を占める森林資源を活用するため、林業成長産業化に取り組んでおり、その一環として木育の普及にも取り組んでいます。森林や林業などについて川上から川下まで一連の流れを体験し、森林づくりの必要性を理解する、長門オリジナルの教育プログラムの確立を目指しています。

 キックオフミーティングでは、まずNPO法人 人と木の岩本美枝理事長が木育の取り組みについて説明した後、市内で中高生のキャリア教育に取り組む長門Nセンターの野村勇希さんがコーディネーターを務め、プログラムの流れを説明。本プログラムでは、実際に森林に入って雰囲気を感じたり、木の伐採の見学や体験、木材加工場での見学や体験、木工によるものづくりなどの授業を経て、最終目標として「日置保育園の園児に素敵な1時間を届ける」というミッションが発表されました。

 続いて生徒たちは5つのグループに分かれ、それぞれがイメージする森林を紙の上に表現するワークショップを実施。生徒たちは目を閉じて想像を膨らませた自分なりの森林のイメージを、クレヨンや色紙などを使って紙の上に表現し、最後はそれぞれが描いた森林のイメージを全員で確認し、気付きなどをノートにまとめていました。

 この教育プログラムは本日を皮切りに、12月16日まで計9日間開催されます。