本文
10月1日(火曜日)、県内初となる外国人の地域おこし協力隊員が着任し、委嘱状の交付式が行われました。
地域おこし協力隊として着任したのは、ロシア・ソチ市出身のフィリチャギナ・リーリヤさんで、国際交流推進担当として配置されました。長門市では15人目の隊員となり、リーリヤさんを含め現在7人が地域おこし協力隊として活動しています。
委嘱状交付式では、大西市長から委嘱状が交付。大西市長は「国際交流推進という地域おこし協力隊は初であり、外国人観光客の誘客や姉妹都市ソチ市との交流推進、多文化共生の推進など役割は大きい。ロシア語と英語と日本語が堪能ということでしっかり頑張ってほしい」とあいさつしました。
リーリヤさんは2017年10月に日ロ青年交流センターの事業で初来日した際、長門市を訪れ「大好きになった」そうで、その後、2018年4月から9月まで山口県立大学に短期留学し、国際文化を専攻。卒業後、一時ロシアに帰国したものの、今年6月に再来日しました。
リーリヤさんは、国際交流の推進に関する活動、多文化共生の推進に関する活動、インバウンド誘客の促進に関する活動に取り組む予定で、任期は最長で3年間です。リーリヤさんは「長門市が大好きで、長門市とソチ市の関係を発展させたい。また、市在住の外国人の生活をサポートしたり、幼児の英語教育の普及にも取り組みたい」と意気込みを語りました。