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9月23日(日曜日)、「俵山MARKET」が、廃校となった旧俵山中学校を舞台に開催されました。
このイベントは、地域おこし協力隊俵山地区担当の中野博文隊員らが組織する「けものみちPROJECT」と俵山公民館が共催するもので、市内外からハンドメイド作家やアーティスト、飲食店に参加してもらい、俵山地域の魅力発信と市内外の食・文化・アート交流を促進を目的としています。
旧俵山中学校の教室や前庭などでは、ハンドメイド作家やアーティストが作ったアクセサリーや毛糸手芸、陶器などを展示や販売。来場者たちは、ハンドメイドならでは、想いの詰まった精巧な作品を手にとって、買い求めていました。また飲食店では、俵山ならではの俵山そばや野草茶、鹿の焼肉なども販売されたほか、市内外から集まった店舗では焼き鳥やシロップドリンク、パンなども販売され、完売も相次ぎました。そのほか、東京で活躍する「June&Meg」による演劇や和装三味線と民謡の演奏、地域おこし協力隊村尾悦郎隊員による野外ライブも開催され、多くの観客が質の高い演技や演奏を楽しみました。新たな取組として俵山出身の中学生のハンドメイド作品の販売も来場者の目を引いていました。
「俵山MARKET」について、地域おこし協力隊の中野博文隊員は「市内外から多くのお客様に来ていただき、駐車場も満車にすることができました。1日だけのMARKETでしたが、廃校だった中学校が蘇り、活気あるどこか懐かしいMARKETを作ることが出来たかと思います。何か1つでも皆さまにとっての宝物がこのMARKETで見つけることができたなら幸せです」と述べました。