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ラグビーワールドカップに向けてキャンプを長門市で行っているカナダ代表チームは、キャンプ中最後のオフとなる9月20日(金曜日)、市内で体験交流を行いました。
選手やコーチらは地引き網体験、そば打ち体験&俵山温泉入浴、萩焼深川窯見学と抹茶&座禅体験の3グループに分かれて、長門市の文化を体験するとともに市民との交流を図りました。
萩焼深川窯見学と抹茶&座禅体験では、萩焼深川窯の田原陶兵衛工房を訪問。選手らは十三代田原陶兵衛氏から萩焼深川窯の登り窯や制作の様子を説明を受け、その後茶室で抹茶を味わうなど茶道を体験しました。パトリック・パーフリー選手は「日本文化を実感でき、素晴らしい経験になった。日本文化は奥深く、興味深い。茶碗は美しく、抹茶が美味しかった」と感想を話していました。その後、選手らは大寧寺に移動し、座禅を体験しました。
地引き網に参加した選手らは、青海島通地区を訪問。通小学校の児童らと一緒に地引き網を引き、漁を体験。中に入った魚などは道の駅センザキッチンのグリルハウスで調理し、長門の海の幸を味わっていました。
そば打ち体験&俵山温泉入浴では、まず里山ステーション俵山でそば打ちを体験。そば打ち名人に手順を習いながら粉をこね、ざるそばをつくりました。出来立てのそばを味わった後は、選手の多くが自分の浴衣を着て温泉街へ。俵山温泉「白猿の湯」に入浴し、練習の疲れを癒していました。
カナダ代表チームは22日(日曜日)まで長門市に滞在し、26日(木曜日)に初戦のイタリア戦に挑みます。