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7月6日(土曜日)、講演会「アウトドアツーリズムから考える地域活性化〜自然を活かした長門の未来ジャパンエコトラック」が、ラポールゆやで開催され、市民やアウトドア愛好者ら約150人が出席しました。
長門市は平成29年7月に、アウトドアメーカーの株式会社モンベルと包括連携協定を結んでおり、株式会社モンベルのノウハウを活かした地域活性化に取り組んでいます。
講演会は、同社の竹山史朗常務取締役広報本部長が講師として登壇。講演では、アウトドアに関するトータルサービスを行う同社の事業を紹介。全国で展開するシートゥサミットやジャパンエコトラックなどの事例や近年、地方都市と一緒に取り組んできた地域活性化の事例などを紹介しながら、同社のアウトドアツーリズムのノウハウをどう地域に結びつけるかを、写真などを使って説明しました。
竹山常務は「長門市は海も山も里山も川も凝縮されていて、人々の営みも感じられる箱庭的な日本の良さがある。仙崎は右も左も海があり、このようなロケーションは珍しい。青海島の美しい海岸線、気軽に歩くにははちょうどよいトレッキングコースのながとトレイル、透明度の高い海でできるシーカヤックやサーフィンなど、資源に恵まれており、ポテンシャルは高い」と長門市の特徴を述べた上で、「人材の育成や魅力の深堀り、素材の磨き上げなどを行うことで長門市の未来が開けると思う」とアドバイスを送りました。