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5月29日(水曜日)、市内の企業と学生をつなぐ合同企業ガイダンスがルネッサながとで開催され、市内の企業などがブースを設置し、市内の高校生や教職員ら約120人が企業の魅力を知ろうと訪れました。
これは、長門市の企業の経営者や人事担当者が、就職を希望する高校生およびその保護者、学校教諭らを対象に、自社の魅力や仕事のやりがい、求めている人材をPRすることで、長門市での就職の促進および早期離職防止を図ることを目的に、NPO法人つなぐが開催しており、今回で4回目の開催となります。
会場には食品製造業や旅館業、医療関係などの企業ら27社がブースを設置。市内の高校生らがそれぞれのブースを訪れると、映像やチラシなどの資料をもとに、各社の特徴や仕事の内容などを丁寧に説明していました。学生らも具体的な働き方や仕事の内容など興味を持ったことに対し質問をしていました。
参加した学生は「市内で海外進出している企業があることを知らなかった。話を聞いてだんだんやりたいことのイメージも浮かんできた」と話していました。また、ブースを設置した企業担当者は「回を重ねることで顔なじみも増え、緊張も解けてくるし、理解も深まっていると思う。」と感想を話していました。
また、合同企業ガイダンスの開催前には長門市の大谷副市長が企業に対し、雇用確保等に関する要請を行い、「人口の市外流出に歯止めをかけるため、若者を核とした地元採用や働き方改革の推進などに取り組んでいただきたい」と述べました。