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独立行政法人国際協力機構(JICA)から青年海外協力隊として、トンガ王国へ派遣されていた隊員が活動を終え、4月22日(月曜日)、長門市役所を表敬訪問しました。
表敬訪問したのは、防府市在住で、かつて長門市内の高校でも教員をしていた砂田さやかさんです。砂田さんは平成29年7月3日から平成31年3月21日までトンガ王国に派遣され、現地の中高一貫高校で約900人の男子生徒に日本語や日本文化を教える教える活動を行いました。市長室を訪れた砂田さんは、大西市長にイーと呼ばれるうちわやトンガ王国の国旗、ピンバッジなどをお土産として渡し、トンガ王国での活動を報告しました。
砂田さんはトンガ王国の首都ヌクアロファから車で約20分の場所にあるハテイホのトンガカレッジに勤務し、日本語の読み書きやあいさつ、文化などを教えました。任期の途中にはサイクロンが直撃し、床上浸水や外に出れない経験もあったそうですが、現職で派遣された強みを発揮し、現地では敬意をもって受け入れられたそうです。砂田さんは「トンガ王国での経験をこれから活かしていきたい」と意気込みを語っていました。
長門市はトンガ王国のホストタウンとして国際交流を推進しています。また、独立行政法人国際協力機構(JICA)によると、4月22日現在で山口県から派遣しているのは21人、帰国者は559人。長門市からの派遣は帰国者が15人の実績があるとのことです。