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3月8日(金曜日)、高校を卒業した人に向けた「ひとり暮らしのためのクッキングスクール」が、長門市保健センターが開講されました。
高校を卒業し1人暮らしがはじまると、外食やコンビニなどが中心となり、野菜が少ない、塩分・糖分が多いなどといった食生活に偏りがちになります。このクッキングスクールは、1人暮らしを前に栄養バランスを考えた食事方法を知ることで、栄養の偏りを防ぎ、学生たちに健康に過ごしもらうことを目的に毎年開講されています。
クッキングスクールでは、はじめに座学が行われ、1人ぐらしの偏りがちな食事の問題点が説明されました。さらに赤・緑・黄の3色食品群の役割や食品成分表示の見方といったバランスの良い食事を取るためのポイントが、市の管理栄養士より説明されました。続いて、栄養実習室に会場を移して、受講者たちは5品の料理をクッキング。栄養を考えた料理を推進する食生活改善推進協議会のメンバーの指導のもと、野菜を切ったり、出汁をとったりして、栄養バランスを考えた料理を作り上げました。
受講した中田星奈さんは、「1人暮らしを始めたらバランスの良い食事をとりたいと思います。みそ汁の作り方などが参考になるので、他の人もぜひ参加したらいいと思う」と感想を述べました。なお、ひとり暮らしのためのクッキングスクールで作った料理は、下記のとおりです。
・炊飯器に入れるだけ!ひじきとツナの炊き込みごはん
・さけのホイル焼き
・ちしゃなます
・まごわやさしいのみそ汁
・レンジde豆乳プリン