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3月2日(土曜日)から3日(日曜日)にかけて、県内外から総勢約230店舗が出店する「アートマーケットまつり」がルネッサながとで開催されました。
この「アートマーケットまつり」は、2016年から長門市で好評を博している「Art Market Renaissa」と北九州市で人気の「グランマながと(門司港グランマーケット)」、「あんぱんパーク」がコラボレーションしたイベントです。
「Art Market Renaissa」が行われたロビー周辺では、長門市や近隣の市町で活躍する作家の木細工や皮革製品、ハンドメイド雑貨などの店舗がつらなり、多くのファンが詰めかけました。またアリーナでは、「グランマながと」と「あんぱんパーク」が開催。石川県や愛知県など全国各地のアート作品が集結し、アンティーク調の家具や帆布バッグなど趣向を凝らした作品が立ち並びました。飲食販売も好調で、パンやコーヒーなど販売には行列ができたほか、屋外ではカラフルなキッチンカーも集まり、来場者はピザやカレーなどを買い求めていました。
一方、文化情報ギャラリーやリハーサル室などでは、食品サンプルなどのワークショップ、ヨガ教室、ダンスステップレクチャーといった体験型のブースも用意され、来場者たちは日頃できない体験を楽しみました。
イベント開催について、主催したルネッサながとの上田富夫事務局長は、「グランマながとさんとの合同開催ということで良い刺激になった。今後もお客さんが楽しんでもらえるような、他とは違った仕組みづくり、文化・空間づくりを心掛けていきたい」と話し、またグランマながとで代表を務める松永浩一氏は、「お客様も出店者もみんなが、道の駅センザキッチンや元乃隅神社といった観光地に行き、湯治や宿泊もして夜の街も潤うのがグランマーケット。私はこのマーケット地域起こしの起爆材になると考えている。遠方から来た人、出店者の人にも楽しんでもらえたら」と熱い思いを述べました。