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伝統の通鯨唄を唄い継ぐ~通鯨唄引継式~

<外部リンク> 印刷用ページを表示する 掲載日:2019年3月1日更新
平成2年から行われる通鯨唄引継式。今年は、全校生徒19名が参加

平成2年から行われる通鯨唄引継式。今年は、全校生徒19名が参加
手拍子ではなく、揉み手を行うことで鯨への哀悼と感謝の気持ちを表す
6年生から下級生に対し、法被と太鼓のばちが託される
子どもたちの唄う通鯨唄に聞き入る通鯨唄保存会の指導者たち
6年生の花川紗音さんよりお礼の言葉が述べられた

 3月1日(金曜日)、通地区で唄い継がれる長門市無形民俗文化財「通鯨唄」の引き継ぎ式が、通小学校で行われ、全校児童、通鯨唄保存会、地区住民、教職員が参加しました。

 「通鯨唄」は、約400年前に長州毛利藩直営の通鯨組の人々が、全ての集いで唄いならしてきた労働歌であり、祝い唄です。この「通鯨唄」を唄い継いでいこうと同校では、昭和63年から伝承活動に取り組んでおり、平成2年からは6年生が下級生に引き継ぎ式を行っています。

 引き継ぎ式では、はじめに全校生徒によって鯨唄「祝え目出度」と「朝のめざめ」を披露。子どもたちは、鯨への哀悼と感謝の気持ちを表す揉み手を行いながら、力強い歌声で見事に歌い上げました。その後、卒業する6年生から下級生に法被と太鼓のばちを託されると、1年生から5年生のみでの「祝え目出度」が唄われました。

 最後に卒業する6年生を代表して花川紗音さんが、指導した通鯨唄保存会のメンバーに対し、「自身と誇りをもって唄えるようになったのは、通鯨唄保存会の皆さんのお蔭です。これからも通小学校のみんなで大切の唄っていきたいと思いますので、後輩たちのご指導をよろしくお願いします」とお礼の言葉を述べました。また通鯨唄保存会の中谷健二会長は、「鯨唄は、通の伝統ある文化ですから、6年生は卒業してもしっかりと心に留めておいてください。また下級生の皆さんは勉強や鯨唄も頑張ってください」と激励しました。