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長門市本庁舎工事構造見学会

<外部リンク> 印刷用ページを表示する 掲載日:2019年2月22日更新
2日間で約730人が参加。長門市本庁舎建設は、全国から注目を浴びている

2日間で約730人が参加。長門市本庁舎建設は、全国から注目を浴びている
設計方針や本庁舎の構造、地元産木材の活用プロセスなどを講演会で紹介
他自治体の職員なども全国から多数見学に訪れた
今回の構造見学会までしか見ることのできない接合部も公開
地元事業者からは、使用木端材などの配布も行われた

 2月22日(金曜日)から2月23日(土曜日)の2日間にわたり、長門市本庁舎工事の構造見学会が行われ、市民のほか、全国から本庁舎工事に興味を持った建設関係者や他自治体関係者など両日で約730人が参加しました。

 長門市中央公民館で行われた22日の開会行事では、はじめに主催者の(一社)日本木造耐火建築協会会長の木村一義氏が、「長門市本庁舎は、日本初の5階建て、2時間耐火かつ木造を採用した日本最大級の庁舎です。木材は長門市産材を中心に、100%山口県産材を使用し、加工も山口県内の業者で行っています」と長門市本庁舎をPRしました。続いて大西市長が、「長門市では公共建築物については、市内産の木を多用してきたところです。市の山林は約75%を占め、そのうち50%が活用できる状態にあるため、これを利用しない手はないと考えてきました。市では、林野庁の林業成長産業化地域の全国で16のモデル地域の1つに名乗りを上げ、様々な木造建築、林業生産、木材の成長産業化に向け、立ち上がっているところです」と長門市の取組を紹介しました。

 開会行事後の講演会では、本庁舎の設計を行う(株)東畑建築事務所フェローデザイン・オフィサー中村文紀氏が、「木材活用の現在-長門市本庁舎を中心に-」と題して講演し、5層の吹抜け空間を採用するなどして、市民の誇りとなる木造空間の創出としたことや木・鉄筋コンクリートによる混構造を取り入れることで柔軟性・機能性・安全性に配慮した設計をしたことなどを掘り下げて説明しました。また続いて行われた講演では、(一社)日本木造耐火建築協会の安達広幸氏が、「地域産木材と木造耐火建築技術」と題して講演。経済波及効果を意図とした市産材活用の説明や木造の2時間耐火構造の仕組みや試験結果の紹介を行いました。

 講演会終了後、参加者たちは建設中の本庁舎内に移動。本庁舎内では、建設担当者の構造説明が行われたほか、使用木材の説明、地元事業者による木端材の配布も行われました。参加者の多くが、建設中にしか見られない長門市本庁舎の構造を興味深そうに見学し、写真撮影をしていました。構造見学会に訪れた市民の伊勢本巧さんは、見学を終え「素晴らしいですね。木の素材が良いですね。長門市は約75%が森林ということで、どんどん活用として新たな産業として欲しい」と感想を述べました。