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2月16日(土曜日)、通漁村センターで前海士町長の山内道雄氏を講師に招いた「まちづくり講演会」が開催され、地域住民や行政関係者ら約100人が聴講に訪れました。
主催は通まちづくり協議会で、開会にあたり同協議会の新谷勇会長が「通地区は人口が1175人、高齢化率54.3%の漁業中心の集落で海士町に少し似ています。過疎化が進んでおり、住民が暮らしていくにはどうすればいいか、講演を参考にしたい」とあいさつ。
続いて、山内氏が「ないものはない~離島からの挑戦」と題して講演。地方創生のトップランナーと呼ばれる海士町で、4期16年間町政を経験した見地から、まちづくりに対する姿勢を述べられました。山内氏は、「海士町は過疎化が進んでいたものの、地域活性化の取り組みの成果により、Iターン者が増え、保育園に待機児童が出るまでになった」と海士町を紹介し、「自分たちのまちは自分たちで守り、自ら未来を切り開くこと。それは自治の原点であり、まちづくりの第一歩です」とまちづくりに対する姿勢を熱く語りました。